未分類

アドセンス初心者が”のんくら本”から得られたもの

こんにちは、初心者ブロガーのきじば(@dedepoblog)です

 

多くのブロガー・アフィリエイターの間で話題になった、“のんくら本”を読んでみました


正式タイトルは『Google AdSence マネタイズの教科書[完全版]』。本書について簡単に説明すると

 

・Google AdSenceで収益を上げ続けるために必要なサイト設計手法を体系化したもの

・キャッチフレーズは「10年先も安定して稼ぎ続ける」

・WEB広告に精通した4人の方々による共著

 

総じて、ある程度アドセンスやアフィリエイトについて知識・経験のある人が、さらに上を目指すための“中級者向け”書籍です

 

ツイッターのTLを眺めていると、本書への感想は大きく分けて二つ

 

中級者以上「とても素晴らしい本!自分のサイトを見直すよいきっかけとなった。新しいサイトのアイディアも湧いてきた」

 

初心者「なんとなくしか分かんなかったけど、多分良い本っぽい!」

 

という感じでしょうか笑。ここで言うところの中級者、初心者とは、

 

中級者=すでにアドセンスである程度の収益を上げた経験のある人

 

初心者=収益化とかよく分かってないけど、とりあえず敷居の低い雑記ブログあたりから始めてみた人

 

というイメージです

 

もちろん、私は完全に後者側です(*_*)人生初の雑記ブログ開設から2ヶ月、アドセンス審査通過から2週間ほどのヒヨッコなわけですから、そこは許していただきたい

 

先日、当ブログのアドセンス収益が初めて10円を超えて、「ヤッタゼ ヘ(^o^)/ 」と小躍りしていたくらいの人です

 

さて、そんなブログ初心者の私でありますが、思い切って本書に挑戦してみました

 

「まだちょっと早いかな…?」という気持ちもあったのですが、多くの方々が「初心者はこれ一冊さえあれば、知識面は足りる」ともおっしゃっていたので、がんばってでも十分読む価値があるかなと思いました

 

読んだ結果、初心者なりにも得るものがたくさんありました

 

もちろん、本書の内容の全てを理解できたわけではありません。ただ、そもそも本書は「後から何度も見返す教科書的存在」のものだと思っていますので、ひとまず理解できるところまで理解しよう、という気持ちで読ませていただきました

 

今では「初心者でも一回は読んだ方がいい!」と、自信を持って言うことができます

 

この記事では、僭越ながら本書のレビューをさせていただきたいと思います。

 

記事の流れとしては、なぜ本書が初心者にとって難しく感じやすいのかを自分なりに考察し、その上で「では初心者はどうすれば理解できるようになるのか?」を、同じ“初心者の目線”から考えるというものになっています

 

私と同じブログ初心者で「興味はあるけど難しそう…」とか「読んでみたけどよく分からなかった」という方に向け、何かヒントが示せたらと思います

 

また、中級者以上の方で「のんくら本を初心者が読んだら、どんな感想を持つのだろうか?」ということ興味がある方にも、ぜひ読んでいっていただけると嬉しいです

なぜ初心者は「なんとなく」しか分からないのか

本書の内容を簡単にまとめますと、どうすれば安定した収益を上げるアドセンスサイトを作れるか、をとても丁寧に解説したものです

 

文章自体はとても読みやすく、サイト設計経験のない初心者であっても「なんとなく言っていることは分かる」という気になってきます

 

しかしこれは、頭では分かっているけど、腹には落ちていないという状態です。初心者が本書を読んだだけで、すぐに「じゃあこんな感じでやれば良いサイトが作れそうだ!」という具体的なイメージまでは持てないと思います

 

一方、中級者以上の多くの方が「新しいサイトアイディアを思いついたから、早速作ってみようと思います!」とツイートしていましたが、この理解の壁の正体は何なのでしょうか?

 

その答えはおそらく一度アドセンスサイトを作った経験があるかないかではないでしょうか?

 

当然と言えば当然の話です。どれだけ本書が分かりやすい文章で書いてくれていても、どれだけ本書を入念に読み込んだとしても、理解度には限界があります

 

実際にサイト設計の“当事者”になったことがない人では、全ての情報を腹に落とすのは難しいでしょう(まあ、私がそうなだけかもしれませんが…(-_-;))

 

つまり、なんでもいいから一回アドセンスサイト作ってみるというのが一番の解決策だということです

 

…いやいや、それができたら苦労しないよって話ですね笑。理屈としてはそうなんだと思いますが、実際未経験者にとってはかなり高いハードルです

 

アドセンスサイトを作るためにのんくら本を読んだのに、のんくら本を理解するためには、一度アドセンスサイトを作ってみないといけない

 

初心者はこのジレンマを超えなければなりません

 

気合いと根性で乗り切る、というのも悪くありません。実際のそのようにしてきた先駆者の方々も多いかと思います

 

しかし、本書を上手に使うことができれば、そのハードルをもうちょっと下げることができるのではないか?とも思いました

 

ここからは、初心者がアドセンスサイトを丸々一つ立ち上げるよりも前に、初心者がのんくら本を理解するために今すぐできることについて、自分なりに思いついたことを書いていきます

 

できること1. 他人のサイトを勉強材料にする

初心者はまず、本書で書かれていた内容が実際に適用されている場面を探すことから始めるてみましょう

 

世の中にはありとあらゆるアドセンスサイトがあります。それらを、本書で解説されていた内容と照らしあわせながら読んでみるのです

 

「この記事タイトルは、キーワードを含めることでSEO対策しているのだろうか?」

「このサイトのテーマの市場はどれくらいのサイズか?大きい市場の中のニッチを狙っているのか、小さい市場のメインを狙っているのか」

「画像がこんなにたくさんあるのに、なんでこんなに読み込み速度が速いんだろう?」

「ユーザーが求める答えだけでなく、ユーザーが持っている質問自体もちゃんと記事内に含まれているのか?」

「このサイトはフロー情報メインのブログ型サイト。こっちのサイトはストック情報メインの完結型サイト」

「このサイトは、きれいなハイブリッド構造になっている。確かに目的の情報にたどり着きやすい」

「ここに広告が貼ってあるということは、ここでユーザーを離脱させるつもりなのだろうか?」

 

これをするだけでも、本書の内容がぐっと腹に落ちやすくなるはずです

 

もちろん自分でもやっていますが、今まで何度も見てきたサイトからも新しい発見が得られます。なんだか新鮮な気持ちになれて、結構楽しいです笑

 

上手な人を参考にしよう、とはよく言いますが、そもそも本当の初心者はその参考の仕方すら分からないものです。それは「どこに注目すれば良いのか?」という視点の軸がないからです

 

本書は、私たち初心者に設計者目線を貸してくれる本なのです。今までは、他人のサイトに対して消費者・利用者の目線しか持ち合わせいなかった私たちにとって、これは大きな進歩になるのではないか?と予想しています

 

すなわち、のんくら本を手元に置いておくことで、世の中の全てのサイトが設計者としての勉強材料になる、ということです

 

こういった勉強は、自分でサイトを立ち上げる、よりは遙かにハードルの低い行為です。しかし地道ながらも、確実に内容理解につながるはずです

 

できること2. 自分のサイトで実践してみる

本書に書かれている内容は、必ずしもアドセンスサイトにのみ有効な知識・ノウハウとは限りません

 

どんな形態のサイトにも共通して使えるものが、本書にはたくさん含まれています。

 

・記事タイトルの付け方

・ページ読み込み速度の改善

・掲載広告の種類や位置

・有効な画像の使い方

・まとめページのレイアウト設計

 

などなど。これらは、たとえ単なる雑記ブログであっても、PV数や広告クリック率に大きく影響を与える点です

 

これらの知識の中に、今、自分が運営しているサイトで、すぐにでも実践できるものがあるはずです

 

丸々一つアドセンスサイトを立ち上げる前に、まずは目の前のサイトに本書の内容を少しずつ取り入れるところから始めましょう

 

実際に使ってみた知識については、やはり「腹に落ちやすく」なるはずです

 

私は本書を読んだ後、まずは以上のもののうち「ページ読み込み速度の改善」に取り組んでみました

 

自分のブログの読み込み速度は、本書にも紹介されている「Page Speed Insight」というサイトで確認することができます

 

先日アップロードした記事の「1ヶ月半 & 15記事でGoogle AdSence審査通過したので、やったことまとめます」を例に挙げますと、スピードテストの結果はこんな感じでした

思ってたよりもだいぶ遅いな!^^;

 

ちなみにこれはモバイル、つまりスマホから見たときのスコアです。パソコンから見たときのスコアは90点以上あったのですが…

 

原因を探ってみると、貼り付けている画像サイズが大きすぎだということが分かりました

 

ダウンロードしてきたフリー画像や、スマホで取った写真を圧縮出ずにベタ貼りしていたということです。そりゃ重いよね

 

あまり問題視していなかったのですが、こうスコアで示されるとさすがになんとかしないとという気になってきますね…

 

というわけで、画像圧縮プラグインを駆使して、ちゃんと画像を最適なサイズに圧縮してみました

だいぶマシになりましたね!

 

やったことといえば、Wordpressのプラグインを一つ入れただけでなのですが、そもそも「サイトの読み込み速度」という視点を持っていなかった私にとって、これは大きな進歩です

 

これはあくまで一例ですが、こういった実践の積み重ねをすることで、将来のアドセンスサイト設計時に「腹に落ちた知識」として活きてくると思います

 

 

まとめ

本記事を読んだ方のうち、一人でも「できるところからやってみよう」と思っていただけたのなら幸いです

 

冒頭でも述べた通り、本書はあくまで教科書的な存在だと思っています

 

一回読むだけで終わりではなく、後から何度も見返すことが前提です

 

また、読むだけ読んで「あーいい話だった」で終わらせてしまえば、教科書としての意味を果たしません

 

小さなところからでもいいので、何かしらの形で“実践”していき、単なる知識をひとつひとつ自分の経験にしていくことが大切かと思います

 

もちろん、私自身まだまだ勉強中です(。・ω・。)。それの大目標は「アドセンスサイトをひとつ立ち上げる!!」です

 

ただ、当ブログはあくまで私の雑記ブログとして今後も継続していくつもりなので、(ボリュームの少ないものでもいいから)これとは別のサイトを作る方向で考えています

 

もしかしたら、この目標が得られたことが、本書を読んだ一番の収穫だったかもしれません

 

以上でレビューを終わります。のんくら本に興味を持った方がいらっしゃいましたら、是非手に取っていただければと思います

おわり。